ホワイトキューブワークショップ【ボールペンで幸せになろう!!】プレ企画 シリーズインタビュー#9 長谷川 篤司さん

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4/24(水)にホワイトキューブにて開催しましたワークショップ【ボールペンで幸せになろう!】のプレ企画。

このプレ企画の始まりは、打ち合わせにて「やっぱり職種によって使うボールペンは違うのかな?」という素朴な疑問からでした。

ならば、アークシップスタッフが普段関わっている方々にインタビューしちゃおうと始まったのが シリーズインタビュー「デキル人の、ボールペンはこれ。」なのです!!

最終回の今回は、文房具マニアのアークシップ代表、長谷川さんです。

 

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ゲスト: 長谷川 篤司氏(NPO法人アークシップ代表)
聞き手: 大黒

大黒 「けっこうたくさん持ってますね……これはフリクションいろえんぴつですか。色の種類も多い。」

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長谷川 「色にひかれることが多いんだよね。文具店で色がたくさん揃っている筆記具を見るとテンションがアガる(笑)」

大黒 「イベント制作者、あるいはNPO団体の代表として、ボールペンを使う機会はどういう時ですか?」

長谷川 「打ち合わせかなあ。フリクションボールはやっぱり便利だよね。消せるから。
もともと(水性)ゲルインクのボールペンが好きでずっと使ってたんだけど、最近は(フリクションボールを指して)こっちばっかり使ってる」

大黒 「用途によってペンを使い分けたりはしていますか?」

 

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長谷川「“打ち合わせ用”と“アイデア出し用”に分けてるかな。
アイデアを考える時はフリクションいろえんぴつ。持ち手が自分の好みで、色も多いから、絵を描いて自分の考えを形にするときに重宝してる。
打ち合わせの時はスピード感が大事だから、ノック式で、黒・赤・青の3色使えるフリクションボール3を使ってます。」

 

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大黒 「いま、次のイベントの構想図を茶色と緑色で書きはじめましたが、一般的な黒や赤以外の色を使ったのは理由があるんですか?」

長谷川 「赤は自分の中ですごく強い色で、修正をかけるイメージが強い。だからアイデア出しの時には使いたくないんですよ。」

大黒 「なるほど。普段使わない色を使って、想像力を自由にはばたかせている……」

長谷川 「というより色が揃ってるのが好きだからね(笑)」

 

 

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大黒 「今回、「ボールペンで幸せになろう」と題し、メンバー発の自主イベントという初めての試みとなりましたが、イベントを終えての感想や今後の展望について聞かせてください。」

長谷川 「面白かった!
最初はもっと軽い、ミニ講座的な感じで考えてたんだけど、グループワークでボールペンのランキングを決めたりして、イベントとしてしっかりとした形になっていた。
今後はこの「幸せになろう」という枠を使って、メンバー発案の企画でその人を掘り下げたり、メンバーの知り合いに発案してもらうのも考えてる。」

大黒 「メンバーの知り合い、ですか?」

長谷川 「そっちの方が価値があると思うんだよね。アークシップ外から面白そうな人を引っぱってくることで、メンバーの感性も伸びるはずだから。」

大黒 「そこから思わぬつながりが生まれるかもしれないですしね。」
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大黒 「こちらの高価そうなボールペンについても話を伺っていいですか?」

長谷川 「これはGiovannni VALENTINOのボールペン。かれこれ25年くらい使ってる。」

 

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大黒 「誰かにもらったんですか?」

長谷川 「高校生になるまで近くの英語教室に通ってて、中学から高校に上がるくらいの時にその先生が突然くれたんだ。名前の彫刻入りで。
もらった当初は価値がよく分からなくて、ずっと机にしまいっぱなしだったんだけど、大人になるにつれて良さが分かってきて、芯を入れ替えながら使うようになった。
ボールペンってこういう風にプレゼントとして使えるんだなあ……って思ったよ」

大黒 「こちらはたくさんありますが、同じ種類の彫刻が施されているように見えます」

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長谷川 「これはアークシップ創設から毎年1本ずつ買っているペン。
NPO団体って毎年が勝負なんですよ(笑)。だから活動を続けられた証として、1年に1本いいペンを買うことにしたんです。」

大黒 「ボールペンというのは最初から決めていたんですか?」

長谷川 「うん。名入れができて並べられるのってペンくらいしかないから。
それに現場での実用性も大切にしたかった。もしかすると、最初にボールペンをもらったことも影響してるかもしれない。」

 

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大黒 「今後も続けられればいいですね。」

長谷川 「でもこれは今年(10年目)で打ち止めにしようと思ってる。」

大黒 「えっ、そうなんですか?」

長谷川 「これ以上同じようなボールペンが増えても仕方ないから(笑)。
それに今回のイベントで、次の10年へ向けたアプローチの第一歩が踏み出せたと思ってるので。」

大黒 「といいますと?」

長谷川 「ホワイトキューブができて、こうして小さな規模でのイベントも開催できるようになった。
これからはメンバー自らがイベントを企画して実施できる-そんな「考える組織」を目指して、次の10年をすすんでいきたいんです。」

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大黒 「新体制のアークシップが楽しみです。今日はありがとうございました。」

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