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4/24(水)にホワイトキューブにて開催するワークショップ【ボールペンで幸せになろう!】のプレ企画。
このプレ企画の始まりは、打ち合わせにて「やっぱり職種によって使うボールペンは違うのかな?」という素朴な疑問からでした。
ならば、アークシップスタッフが普段関わっている方々にインタビューしちゃおうと始まったのが シリーズインタビュー「デキル人の、ボールペンはこれ。」なのです!!
それでは第7回をお楽しみください。
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第7回 海保竜平さん
【プロフィール】
写真家。横浜市在住。雑誌、広告分野で活躍する一方で、東京スカパラダイスオーケストラ、ラヴサイケデリコcaravan等のライブ写真や俳優中村獅童氏のポートレートをライフワークとしている。一昨年まで7年半、バンタンデザイン研究所にて“鬼の写真科講師”として後進を指導。
第2回横浜みなと映画祭公式記録カメラマン。
■聞き手:西 亨(アークシップ理事)
西
「写真家にとってボールペンを使う場面はどんな時ですか?」
海保
「現場でポラロイドやフィルムに撮影データを記すときはボールペンを使います」
西
「サインペンではダメなのですか?」
海保
「乾きが早いし、細かい文字も書くからボールペンがむいていますね。ノックして直ぐに書けるし、現場では速さが求められますから」
西
「撮影日誌のようなものは書きますか?」
海保
「僕は細かい記録はしません。逆に“ネタ帳”は書きます」
西
「ネタ帳??」
海保
「写真家は常にロケ地やシーンを蓄積しています。たとえば何月何日何時の晴れた日に、この角度からあのビルを見ると壁全体が鏡になるとか、影がゼブラ模様になるとか」
西
「風景は日時天候で変化するから」
海保
「写真のイメージに対してのシーンの蓄積ですね。だからメモ帳とボールペンはいつも持っています。携帯電話のメモはまどろっこしい」
西
「持ち歩いているボールペンを見せて下さい」
海保
「ぺんてるエナージェル0.7mm、もう1本はパイロットのドクターグリップ0.7」
西
「使い分けますか?また選んだ理由は機能ですか?」
海保
「エナージェル(水性ゲルインク)0.7mmの線の太さが好みです。ドクターグリップはこの持った感じのフィット具合が好きで選んでいます。使い分けは…気分、かな」
西
海保
「クロス(アメリカ製)ボールペンは、家置きのペン。書きものや手紙とか」
西
「なぜクロス社?ボディも細身ですよね?」
海保
「子ども時代に母親がくれたんです。“クロスのペンはええでぇ”(関西弁)。細身だけど重量感が好きです」
西
「海保さんなら、ボールペンのエピソードが数々ありそうですね」
海保
「この使い捨ての安物ボールペン!宝物のひとつです」
西
「(ボディの文字)シアトル・レイクビューセメタリー・アソシエーション?墓地ですか?」
海保
「アメリカシアトルまでブルース・リーのお墓の写真を撮りに行った時に、墓地管理事務所にあったボールペン」
西
「プレゼントされた?」
海保
「いや、隙をみて2本ポケットに入れました。同行の記者が1本、僕が1本。ブルース・リーの記念です。僕的には宝物」
西
「インタビューの最高のオチに感謝します。本日はありがとうございました。」