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こんにちは。アークシップスタッフの福山です。
2/10(日)にPacific Studioに併設されているレンタルスペースWhite Cubeで開催した、「音響講座」に参加しました!
ミキサーやスピーカーなど、スタジオやイベントステージで音を出すための機材について、
それぞれの役割や実際の使い方を実際に触りながら知ろう、という企画です。
講師は同じくアークシップスタッフの上原さん。
プロとしての音響の仕事の経験があり、アークシップのイベント現場でも舞台音響を担当しているメンバーです。
参加者にはアークシップメンバーと、style-3!のスタッフの皆さんも来てくださいました。
今回のテーマは「音をゼロから出す!」でした。
その言葉の通り、機材を自分たちで組み立てるところから始まります。
早速2チームに分かれて、組み立て開始。
音響卓、EQ(イコライザー)、パワーアンプ、スピーカーと、みんなで手分けしてひとつずつ、順番に組み上げていきます。どれもかなり重いので要注意。
配線も、あとで意図したとおりに音が出力されるように、LとRや接続する番号順をちゃんと把握しながら進めます。ちなみにLとRではLを若番につなぐのが一般的だそうです。
機材が準備できたら、実際にCDやマイクの音を出してみます。
自分たちで組み上げた機材で、スピーカーから音が出た時は、やっぱり嬉しいものですね。「自分たちで作った音」という感じでした。
機材の組み立てと音出しが出来て満足!ですがその後はもちろん、ちゃんと撤収して元通り整理・収納された状態に戻さないといけません。
また細かいところですが、ミキサーのつまみの設定はすべてゼロに戻す。当たり前のことのようですけど、こういう所まできちんとやってこそ、「出来るPA」だそうです。
後半では今まで触った機材についての詳しい説明に入りました。
一度見て触った物なので、より話も理解しやすかったです。
コネクターの種類はたくさんあって、慣れが必要そうでした。。。
電源コネクターの種類は、普段の生活の中では馴染みの薄いものも。でも電源は使用できる上限を超えて使用してしまうと機材の故障にも繋がり、現場に大きな支障をきたしてしまうため、必ず確認が必要とのこと。上原さんも現場ではいつもまず電流、電圧を確認しているそうです。
日本の電流は基本15A!ということだけは忘れないようにしようと思いました。。。
そして最後に代表からまとめ。
今日扱った音響の知識は、舞台を担当する人以外は知らなくてもいいように思えますが、知っていればサポートできることもあり、現場が円滑になります。プロに任せるべき部分ももちろんありますが、こうした知識を持つことでより良い現場になれば、とのことでした。
ここで今日の講座はいったん終了。
その後、希望者は残って、もう一歩進んだ操作を上原さんから聞くことが出来ました。(僕も関心があったので参加しました。)
例えばハウリングを消す方法。
マイクのハウリングの原因になっている周波数を探りながら、EQで修正するやり方なんかもここで教えてもらいました。(個人的にやってみたかったことの1つでした!)
ちなみにフェスとかでよく見る「チェック、ワン、ツー」と言っているテストですが、「チェック、ワン、ツー」というフレーズは高音と低音の両方を使うので、実はテストに適した言葉なのだそうです。
最初はなかなか手が出しにくかった機材ですが、やっぱり実際に触ってみるとさらに興味が湧いてきますし、理解もしやすいものですね。そんな貴重なきっかけとなった一日でした。
そして講師の上原さん、お疲れ様でした。
機会があれば続編もお願いします!