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【私的音楽評】 No,240 ニシセレクト 65
つい先日、アークシップで地域の新しい盆踊りのお手伝いをした。
その名も「霧が丘イルミネーション盆踊り」 会場中央には発光する巨大なオブジェが鎮座し、
イルミネーションをまとった踊り手が取り囲むユニークな盆踊り。
風変わりな光景に、びっくりする大人たちと
非日常的な風景を思いきり楽しむ子どもたちの対比も面白かった。
新たに盆踊りをおこなうにあたって
横浜を代表するフォークデュオN.U.が「霧が丘音頭」を作ってくれた。
その歌詞は
♪緑かがやく丘、小鳥さえずる声 笑顔と笑顔が 通うこの街♪ ではじまり、
その後も 富士山が見えるとか、名物があるとか自慢話は出てこない。
まあつまり、
これといった特長がある街ではないのだ、横浜市緑区霧が丘は。
もしかすると意味深い歴史とか名産品があるかもしれないが
昭和40年代に開発整備された、
団地と戸建てが並ぶフツーの街だ。
でも、でも、しかし、
「霧が丘音頭」のサビは
♪アアこの街が アアふるさとさ♪
♪泣いて笑って心合わせた ここがまほろば霧が丘♪
♪アアこの街で アアよかったな♪
♪みんなでつくろう アア霧が丘♪
と唄っている。 つまり人と人の運命が出会って、たまたまお隣どうしになったから
これからもこの街でいっしょに暮らしましょうというわけだ。
これはとても地味だけれど、どこの住宅街にあてはまる大切な事だと思う。
「これといった自慢は無いけど、暮らしやすい街なんです」と
それぞれ暮らすみんなが考え、街をつくることがこれからもっと必要なのだろう。
なーんて事を考えながら、俺はあの日「霧が丘音頭」に耳を傾け、
ジュースとビールを販売しつつ、体当たりしてくる子どもたちの相手をしていた。
♪みんなでつくろうアア霧が丘♪ なんだよなと。
さてその「霧が丘音頭」を聴いてみてください。振り付け付きです。
作詞作曲編曲そして歌も
9月28日にヨコハマアコースティックフェスティバルを主催するN.U.の二人です。
ぜひヨコハマアコフェスにも来てね。
霧が丘音頭/N.U.(2014 年) http://www.youtube.com/watch?v=HPZPNlmo8Yw