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私的音楽評No.220 ニシセレクト57
いまや、ただのお爺ちゃんになった気配の吉田拓郎さん。
大昔はね、俺が中学生だった頃はね、時代の風雲児だったのよ。
ちょうど反抗期だった中学生は、そりゃ影響を受けました。
どんなに大ヒットを飛ばそうと「テレビには出ない」
紅白歌合戦からオファーがきたら「持ち時間20分ください」
レコード大賞受賞式にはタキシードではなく、
デニムとダンガリーシャツで登場。
いまでは当たり前になった、全国コンサートツアーも
吉田さんが日本ではじめておこなった。
いまでは当たり前になった、ミュージシャンの会社設立も
吉田さんのフォーライフがはしりだ。
生き方がかっこよかったのだ。
世の中で大人たちが決めつけていた事を、次々に刷新した。
その時代のシンガー・ソングライターのしがらみを
大胆に断ち切り、大海に飛び出した。
そして、
音楽的には…実は….たいしたことはしていなかった。
フアンには殴られるかもしれないが、たいしたことはしていない。
でも、そこが中高生のハートつかんだ。
「ポップミュージックは気ままでいいんだよ」
そういうメッセージが楽曲にあった。
つまり、パンクだったんだ。
今回紹介する歌は、オリコントップチャートに二年間君臨した
アルバム“元気です”に納められています。
当時、音楽の担当教師が「これは作曲とは言わない」と言い捨てた歌です。
笑っちゃうよ。聴いてみてね。
馬/吉田拓郎(1972年)
http://www.youtube.com/watch?v=2z9yfJG3vhw
追記:今の中高生にとって、時代の風雲児っているのだろうか?