【私的音楽評】 No,225 ミッキーセレクト 担当:久保さん

こんにちは
2014年1月に入会しました新入りのおっさん会員NO 071の久保です。
「ミッキーのUSTREAM SOUND ROCKETS❤」という番組名でたまに
ライブハウスからUSTREAMの生中継をしています。

 

兵庫県西宮市に自宅があり、今は東京で単身がんばっています。

 

今回は私が任命されました。
大変光栄です。

 

では、早速始めたいと思います。

 

まず私とARCSHIPの出会いについて。
2013.10のホッチポッチがきっかけです。

 

あるデビューしたばかりの無名アーティストさんを見に行こう!
と楽しみにしていたのですが、豪雨で行く気になれず以前のライブで
もらったホッチポッチのパンフレットを家で見ていました。

 

なぬ!ボランティアメンバー募集!
うーん、人生残り少なくなって来て、今まで音楽にさんざん助けられ
ここまでなんとか生きてこれた。
これからは音楽を通じて世の中の為に成る事をしよう!
と思い立ち、入会させて頂きました。

 

数年内に目標にしている事は、
もっと身近にいい音楽に触れる事が出来る環境をつくりたいと思っています。
そうする事により、くだらない大人の営利だけを目的にした音楽が少しでも排除されれば
日本はもっと良くなる。そういう想いで残りの人生を過ごそうと思う。

 

具体的には、自分の住んでいる街角で週末、当たり前に上質な音楽が流れるそんな
光景を作る事。それが私の使命です。

 

「音楽のまちかわさき」をモデルにした「街角ミュージック」を私の地元、神戸で実現する事です。
それを全国に広げて行きたい。

 

いろいろ書きたい事はありますが、書くといくらスペースがあっても足りないので
直近の自分が一番苦しい時(今も苦しいですが…)に出会ったアーティストさんと
曲について熱く語りたいと思います。

 

一番苦しかった時の事を書きます。涙なくしては読めませんよ。

 

 

そう、2005年に東京でITの会社を立ち上げ、最初の2年で社員14人、
外注スタッフさん30名ほどの規模まで増え、出だしは好調でした。

 

しかし、2008年リーマンショックにより、取引先が1社潰れ、2社潰れ、……、
そのうち社員は次ぎ次ぎと引き抜きやアメリカに移住などで辞めて行き、
一緒に会社を立ち上げた仲間には裏切られ、残ったのは社員1人、契約スタッフ3人。

 

あーこれからどうして行こう???どこか知らない土地に逃げようか!

 

そんな時に出会ったのが、
美元智衣(ミモトチイ)さんの「トーキョー」でした。

 

IMG_1748

 

いつものようにitunesで何かいい曲が無いか何気なく、物色していた時、
ジャケットを見て「あっ。綺麗なお姉さんだな」(最初は不純な動機でした)

 

直ぐダウンロードして、それからひたすらこの曲を
繰り返し、繰り返し聴きました。
私はアルバムや1曲を10日間くらい飽きるまで聞くタイプの人間です。
歌詞を一字一句全て噛み締めました。

 

美元さんも関西の出身で東京にシンガーを目指して出て来ました。
一度は大手レーベルからデビューするもレーベルとの方向性の
違いで一度歌を辞め暫く東京でOLをしていました。

 

歌う事が大好きで、伝えたい事がちゃんとある”と気が付いた彼女は2006年から、
インディーズでの活動を開始し今に至ります。

 

彼女のトーキョーという曲は、無謀にも同じ東京に勝負しに来た私にとって

 

「東京なんか嫌いな街や」「でも東京には何かがある」
「生まれてこれたから 思いっきり 思うまま 生きて行きたい」

 

その歌詞が私の諦める事しか考えていない情けない自分に気づかされ
「くっそ!もう一度死ぬ気でがんばるぞー」という思いにさせた歌でした。

 

そしてこの歌を渋谷の小さいライブハウスで、直ぐ目の前で本人が
歌ったのを見た時は、全身に鳥肌が立ち、曲中はずっと泣いて放心状態でした。

 

今では、私の企画ライブに美元さんにご出演頂けるようになり、
前向きに人生を生きられるようになりました。

 

諦めずに願いを伝えれば、それは叶うんだ!

 

初めて美元さんのご出演が決まった時は、飛び上がって喜びました。
itunesで何気にダウンロードした曲に感動し、コツコツとライブに通い
顔を憶えてもらい、ついに音楽業界のプロでもない私のオファーをOKしてくれた。

 

ある時、仕事上での普通の挨拶ですが、
美元さんが私の顔を見て「お疲れ様です」と言ってくれた事を
今でも私は鮮明に憶えている。
音楽関係者として同等に扱ってくれた。そんな気がしました。
(今でも本業はIT屋さんですが)

 

これからも本当に心に響く歌を届けられるアーティストさんたちを微力ながら
サポートし、ご協力を頂き、お互いがウィンウィンの関係となり
自分の夢実現に向けて活動して行きたいと思っています。
ARCSHIPではそのノウハウを学ばせて頂こうと思っています。

 

今回初の原稿で入れ込んでしまい、非常に私的なものになってしまいました。
お許し下さい。
最後まで目を通して頂きありがとうございます。

 

では、お待たせしました、美元智衣さんのトーキョーをご覧下さい。

 

http://youtu.be/L3qoTg3Qjuw

 


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