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【それが答えだ/ウルフルズ】
18歳の時、初めてうらないに行った。
別に何かに悩んでいたわけでもなく、ただ友達に誘われて何となく行った。
うらないスペースは、横浜のジョイナス地下街のはしっこにあり、パーテーションでスペースで区切られてた。
高校生にとっては大金だった1,000円。形に残らないものうらないに使うには抵抗があったが、ここまで来たら受けるしかない。
その時言われて唯一未だに覚えている言葉がある。
「アナタは大器晩成です。ずっと努力を続ければ48歳で開花するでしょう」
「まじですか、後30年も頑張り続けないといけないのでしょうか?」
その言葉に占い師からの回答はなかった。
大学を出て、プロミュージシャンになりたいと思った。
それは、社会に出て普通の大人になりたくないという、【若気のいたり】からだった。
ちなみにタイムマシーンがあったら「逃げずに勝負しろ!」と22歳の自分に言い聞かせたい。
バンドをやっているときも「もし売れるとしても48歳なのだろうか」と、占い師の言葉を思い返す事が多々あった。
28歳の時、バンドで売れる道は諦めて、新たな道であるアークシップでの挑戦が始まった。
「占い師の言葉を信じるなら、後20年後か・・・」
それから、がむしゃらに進み、今年で40歳になった。
占い師が言った48歳まで後8年。
48歳になるまでアークシップを続ける事が出来れば、設立20周年を迎えることになる。
はたしてその時アークシップはどうなっているのか、
その答えは後8年後に分かります。