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プロのミュージシャンになりたかった20代中盤の自分は幸せではなかった。
もちろん、「楽しい瞬間」はたくさんあったけど、それは瞬間であって継続は出来てなかった。
年を重ねれば重ねるほど焦ってくるし、お金はないし・・・・
そんな時プロのミュージシャンだった先輩がこんなことを言った。
「たとえバンドが売れて商業的に成功しても、幸せだと感じられなかったら意味が無いんだ。
成功しているミュージシャンでも自殺未遂をしてしまう人がいるだろ?その人達は幸せだと思うか?」
CDが売れて、大きなホールでライブが出来て、お金が入ってきて何が不満なのさ・・・
先輩はその時カーペンターズのカレンの話をした。
カレンは摂食障害だった。
32歳で亡くなってしまった直接の死因は心不全だが、拒食症の治療で体が
弱っていたことがそもそもの原因だったとのこと。
「カレンはあれだけステキな歌が歌えて、商業的にも成功していたのに精神的には不安定だったということだろ?売れてる売れてないより、自分の気持ちが今どこにあるのかを大切にしながら進んでいってくれ」
当時アドバイスをくれた先輩の年齢に自分が実際になってみて、その時先輩が伝えようとした真意が
よく分かる。
だから、自分は若い人たちに同じ事を伝えている。
伝わっているかどうかは分からないけど、伝えているし、これからも伝えていきたい。
いつかこの言葉を理解出来た人が、自分の後輩に同じ事を伝えてくれたらこんなに嬉しいことはない。
選曲は悩んだが、CLOSE TO YOUにした。
優しい気持ちになれる良い曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=6inwzOooXRU