【私的音楽評】 NO,217 五十嵐セレクト 60

 

 

【中森明菜の「歌姫」とそのオリジナル】

 

 

デビューしてから一貫して中森明菜のファンである。
自分と同世代であり、ずっと注目している。

 

 

彼女は稀代の表現力を備えており、
その表現力は年を重ねる毎に多様さと繊細さを増していったように思う。

 

 

ものの本によると、彼女はデビュー初期の段階より、
衣装・メイク・振り付けに自身がかかわり、
楽曲制作においても自らの意見を積極的に述べるなど、
プロデューサー的な立ち位置も意識してた様である。

 

 

彼女の楽曲が世の中の人に最も支持されていたのは
間違いなく彼女が20歳前後の頃だと思われるが、
その存在感や表現力はその後も衰えてはいないと思う。

 

 

残念なことに、2010年の秋以降活動を停止しており、
活動再開の目処はたっていないそうである。

 

 

復活を切に願う。
あの独特のビブラートをまた聴きたい。

 

 

彼女が国内の名曲をカバーした秀作「歌姫」はシリーズ化されたが、
ここではシリーズ最初のアルバムから3曲取り上げた。
ぜひオリジナルとカバーを聞き比べて見て欲しい。

 

 

ダンスはうまく踊れない / 石川セリ

 

ダンスはうまく踊れない / 中森明菜

 

 

私は風 / カルメン・マキ

 

私は風 / 中森明菜

 

 

片思い / 中尾ミエ

 

片思い / 中森明菜

 

 

それでは、また

 

 


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