【DAY2 出演者訪問】真言聲明編
こんにちは。
横浜公園ブラントン像前ステージを担当する【official日々ダンドリズム】の小山です。
チーム名の由来はぜひパンフレットで…
今日は、11/8(日)横浜公園ブラントン像前ステージに出演いただく「真言聲明」さんの訪問レポートをお届けいたします。
みなさん聲明とは何かご存知でしょうか。
聲明とは、お経に節をつけた宗教音楽の一つです。真言聲明の皆さんは本物のお坊さんなのです。
先日、代表である山崎さんが住職をされている龍福寺にお邪魔してきました。

お話を伺うため中へ入るとテーブルの上にお土産が置いてありました。細やかなお気遣いが山崎さんのお人柄を表しています♡
お土産の一つ「あま茶」からお釈迦様の誕生の話を教えていただきました。
話題の提供もとても上手なのです。

お坊さんになるには条件があるとのこと。
①弟子になる
②修行をうける
③資格を得る
お坊さんに資格がいるとは!驚きです。
宗派ごとに大学が決まっていて、そこで勉強し資格を得るそうです。
大半は家がお寺であることが多いそうですが、山崎さんの生まれはお寺ではないうえ、工学部出身の介護ロボットを研究するバリバリの理系だったとか…
学生の時に働いていた障害者施設や病院での経験や出会いからお坊さんを目指すことになったそうです。
『人との出会いで人生が変わる』
『素直に心を開くことが大切』
とおっしゃっていました。
人との出会いを大切にしてらっしゃる山崎さんは、ホッチポッチの出演者、スタッフが集う『決起集会』を毎年楽しみにしてくださっているそうです。
様々なお話を伺った後、「御詠歌(ごえいか)」というものを教えていただきました。

「御詠歌」は一般大衆の音楽として日本で一番古い音楽と言われています。
写真はいわゆる楽譜のようなもので、線の長さが音の長さ、線の向きが高さを表しています。
説明を受け頭の中が???となっているメンバーをよそに
「ま、やってみましょう!」
とお気楽な山崎さん。チャーミングです。
実際やってみると難しいと感じましたが
「メロディー的にはちょうちょなんかよりずっと簡単なんですよ。慣れればできちゃうものです。」とおっしゃっていました。
御詠歌の大会(個人戦、団体戦)もあるのだとか!審査のポイントが気になるところです…
その後、本堂へ移動し一緒にお経を唱えてみました。初めての体験で息継ぎすらまともにできなかったですが、山崎さんの唱える声の響きと太鼓のリズムがとても心地よかったです。
さらに様々な仏具の体験もさせていただきました。普段味わえない貴重な体験となりました。



当日は山崎さんのお知り合いのお坊さんが集まり練習なしのぶっつけ本番(毎日やっていることなので練習は不要なのだそうです)で聲明を披露してくださいます。
ぜひ、なかなか聴くことのできない本物のお坊さんの聲明を聴きに来てくださいね。
毎年好評の写経ワークショップも行いますのでお楽しみに!
