【知ることから始めようvol.21〜真のごちゃまぜを目指して〜】視覚障害者理解と良きボランティアになるために

こんにちは!
009のしおねです!
 

先日、NPO法人横浜市視覚障害者福祉協会から清野さんにお越しいただき、
視覚障害者に関するワークショップを行っていただきました。
 

“視覚障害者の方の誘導とはどのように行うのか”をメインとし、
はじめに座学として誘導の基本を教わり、
そして、実際に路上でアイマスクをした009メンバーを誘導する体験を行いました。
 

誘導される側になったことで、
言葉での情報提供の重要さ、相手との信頼関係な大切さ
が非常に身にしみました。
 

普段、わたしたちは
「これ知ってる?」「そこのもの取って!」
など“こそあど言葉”を使いがちですが、
視覚障害者の方にとって「これ」や「そこ」といった視覚情報は分かりません。
 

そこでポイントなのが、
これ=私の持っている
そこ=あなたの目の前
といったように、場所を具体的に示すこと。
 

アイマスクをしたメンバーを誘導しているとき、
いつもより多くの言葉を話しているなあと感じました。
 

 

 

〔誘導の基本〕
① 自己紹介をする
視覚障害者の方が自ら誘導者を見分けるのは、困難です。
そのため、視覚障害者の方に自分が誰であるか知ってもらい、信頼を得るために誘導者側から自己紹介を行います。
② 相手と並んで歩く準備
誘導者は視覚障害者の方の半歩前に立ち、肘を軽く握ってもらいます。
なぜ二人三脚ではなく半歩前かというと、それにより危険を早く察知することができるからです。
③ 誘導する腕は相手次第
みなさんそれぞれ利き腕が違うので、左右どちら側を歩いたら良いかは、視覚障害者の方に確認をします。
また、手すりのある場所や危険な場所を通過するときは、視覚障害者の方がより安全な側にいるように、どちらに誘導者がつくと良いかその都度尋ねる。
④ 安心できる誘導
握られた腕は力を入れずに下にまっすぐおろし、脇から離さず前後に振らずに歩きます。
⑤ 白状は大切に
誘導者と歩くとき、白状を携帯しない視覚障害者の方がいますが、安全と周囲に理解と配慮を求めるためにも白状の携帯をお願いしましょう。
 

以上のことを踏まえて、
 

知るということで相手に声をかけるハードルはとても下がるのではないかと感じます。
なにも知らないとどうしたらいいのか分からないけど、
知れば力になれる方法が分かります。
 

これを読んだあなたも、
視覚障害者の方にとって、良きボランティアになる1歩を
踏み出せるのではないでしょうか?
 

 

 

昨年に引き続き今年も、
横浜市視覚障害者福祉協会によるワークショップを元に、
最寄り駅からホッチポッチ会場までの音声案内を作成します!
 

今年のホッチポッチは2日間、異なる会場で行うため
なんと6パターンも音声案内を作っちゃいます!!
 

去年よりパワーアップした音声案内に乞うご期待ください!
 

また、会場周辺の誘導もおまかせください!
 

視覚障害を持っている方もそうでない方も、音楽を通じて、
みんなで同じ時間を過ごしませんか?
 

ホッチポッチ当日、会場にてお待ちしております!
 

 

 

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【ホッチポッチミュージックフェスティバル】
Day1 2020年10月18日(日)11:30~ @横浜新市庁舎
Day2 2020年11月8日(日)11:30~ @横浜公園
ホッチポッチミュージックフェスティバル公式SNSも、それぞれ随時更新中!
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