【知ることから始めようvol.18〜真のごちゃまぜを目指して〜】横浜移動サービス協議会の放課後デイサービスに行ってきました!
皆さんこんにちは!
小学生からオトナ顔 、高東です。
009でクラウドファンディングを担当しています。
私たちは先日、
『横浜移動サービス協議会の放課後デイサービス(以下放課後デイ)』へ行きました。
今回初めての訪問で緊張しましたが・・・
見たこと、感じたことを素直にお伝えできればなと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
**********************************************
移動サービス・放課後デイサービスは、
学校が終わったあとに送迎をしたり、家に帰るまでの時間を過ごす場所のこと。
(学童クラブと近しいニュアンスです。通っていた人も多いのでは…)
この放課後デイでは、特別支援学校専攻科1年生の子供たちが通っています。
今回は「知的障害」を持った子供たちと接する際、意識する点を知るために訪問しました。
実際のところ、無知な私にとっては目にするもの、耳にするもの、
全てが新しい発見ばかりでとても感慨深かったです。
例えば・・・・

Hちゃんは、『何時に何をするかが明記されてるボードが常に必要』です。
なぜなら「先のことが見えないと不安になってしまう」から。
またこのボードに貼ってある時計のマグネットは、時計を見る力をつけるためです。

Rちゃんは、とても几帳面な性格の子です。
宿題をするときも自分のやり方やこだわりをもって取り組んでいて、周りの皆より時間はかかっていました…。
しかしその時、納得いくまで追求できる、Rちゃんの芯の強さを感じました。
パソコン先生のボランティアとして、たまにいらっしゃるという方にお話を伺いました。
「基本的に物事を飲み込む感覚が早いですね。子供たちはそれぞれこだわりを持っています。
側から見たら忍耐力が無いように見えるかもしれないけど、しっかり自分の中のルールを守っているんです。」
『皆さんだって、自分のこだわりをお持ちでしょ?子供たちは、一人一人「普通」と変わらないんです。
自分のこだわりが人より特化しているだけなんですよ。』
勝手に思い込んでいた自分の中の《先入観》みたいなものが取れた気がしました。
子供たちはいつか独り立ちできるように、それぞれ自分のペースで毎日成長を続けています。
私たちと一体何が違うんでしょう。本当、何も違わないんだなと思います。
**********************************************
ここまで長くなりましたが・・・
まず知的障害のある子供たちが音楽祭に行きにくい理由として、
《周りの目が気になってしまう》というのが、多少なりともあると思います。
そこで、私たちがホッチポッチで活かせそうなことを挙げました!
①【目立つ位置にタイムスケジュールを大きく掲示】
→先のことがわからないと不安になるという子がいる現状を受け、作りたいと思いました。
→タイムスケジュールが目立てば、子供たちが来たときに「あれやりたい!あれ行きたい!」
という自発的に動くための、興味のきっかけになると考えました。
②【宣伝】
ホッチポッチ当日、放課後デイの子供たちが描いた絵なども、
展示Aにて飾りますのでぜひご覧ください♡
私よりも遥かにうまい…センスや感性がとても素敵です。

③【知的障害について、多くの人に知ってもらうためにポスターを制作する】
→実際に訪問した際に、接し方などどうしたらいいのか戸惑ってしまいました。
なので、このポスターを作ることで多くの人に、知的障害について知ってもらう
《小さな一歩目(きっかけ)》になると思います。
**********************************************
もしかしたら、皆さんはこう思うかもしれません。
「親御さんでも意思疎通が難しいんだから、私たちじゃどうしようもできない。」
そう思わないで、まずは相手に興味を持って知ろうとすることからはじめてみませんか?
彼たち、彼女たちは急に騒いでしまったり、癇癪を起こしてしまうこともあります。
それを「変だ」「普通じゃない」という先入観で片付けないで、「個性」として捉えていきたいです。
また、そう思える人が少しでも増えていってほしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
**********************************************
【ホッチポッチミュージックフェスティバル2020】
Day1
2020年10月18日(日) 11:30〜 @横浜市役所アトリウム
Day2
2020年11月8日(日) 11:30〜 @横浜公園
《ホッチポッチミュージックフェスティバル公式SNSも随時更新中!》
−ホッチポッチミュージックフェスティバル公式ホームページ
−Facebook・Twitter・Instagram
ぜひフォロー&いいねをよろしくお願いします!