みなさまこんにちは!
みっくすじゅーすのななかです!
今回のごちゃまぜ訪問は、私の大学のゼミの先輩である、野口綾子さんにお話を伺いました。
野口さんは、東京文化会館の教育プログラムでワークショップリーダーとして活動されています。
小さなお子様から大人まで楽しめるコンサートを企画されていたり、特別支援学校や老人福祉施設にも訪問してワークショップを行われています。
先日、みっくすじゅーすのるか・ゆなと、野口さんが出演される子ども向けのワークショップに参加してきました!
プログラムは、 『バーバラの魔法のくすり』。
音楽を使ってリズムに乗りながら、参加者みんなで魔法のくすりをつくるお手伝いをします。🤹♀️
コンサート前にプログラムを配布されたのですが、あまり聞き馴染みのないクラシック音楽ばかりで驚きました。
ですが、知っている・知らない 関係なく小さなお子様もお父様お母様も、会場全体のみんなで楽しめて、リズムをとって一つになるという一体感が感じられました。
ホッチポッチミュージックフェスティバルのフィナーレでは、”つながり”を感じられるフィナーレを目指していますが、今回のワークショップのような一体感を感じて、”つながり” のヒントにしたいと思いました💡
そこで後日、野口さんとのZOOM訪問を開催しました。
聴覚障がい、自閉症のお子様、特別支援学校の生徒、視覚障がい・盲学校の生徒、身体障がいのある方、老人ホームにお住まいの方 など様々な方への配慮の工夫を伺い、どのお話も参考になることばかりでした!
全ての内容をこの記事に書きたいくらいですが、長くなってしまうので、今回は聴覚障がいの方への配慮の工夫 2点を皆様にお伝えします。📝
【1. ”振動を感じる” 】
東京文化会館ミュージックワークショップでのリラックス・パフォーマンスでの会場では、聴覚障がいの方も
楽しめるサポートがなされています。
◎体感音響システム「ボディソニック」
◎体感振動スピーカー
など、画期的な取り組みが行われていて、興味深かったです。🤔
私もぜひ、体感してみたいと思いました!!
リラックス・パフォーマンスについての詳しいサイトはこちら
https://www.t-bunka.jp/stage/4766/
今年の11月にも行われるそうなので、ぜひ行ってみてください。😆
これらを聞いて、聴覚障がいの方にとって、”振動” がすごく鍵になると思いました。
ホッチポッチミュージックフェスティバルでも、
*太鼓の幕を触って振動の響き を感じてもらったり、
*風船を持って音の振動 を感じたり
音を振動で楽しめるようなものを取り入れたいです。
【2. ”リズム”】
ろう者が音楽の中心となる要素は、「リズム」ということを伺いました。
ただ、リズムといっても、
決まった拍子やこのテンポから外れたらいけない
ということではなく、例えば
みんなが順番に太鼓を叩く。ランダムにみんなが叩いていくその「間」でさえ楽しむ
ということでした。
これらを聞いて、”つながり”を感じられるフィナーレではリズムに焦点を置き、参加者全員でのリズムの重なりを感じて視覚でも聴覚でも感じられる一体感を実現したいと思いました。
耳の不自由な人が音楽を楽しむって、一体どういうことなんだろう?
と疑問でしたが、音を聞くことだけが音楽を楽しむということではないことに気づきました。
これからも、様々な方が音楽を楽しめるような工夫を取り入れていきたいです💪🏻
野口さん、この度は貴重なお話をたくさんしていただき、大変ありがとうございました!!
訪問時に紹介していただいたホームページはこちら
・東京文化会館公式ホームページ https://www.t-bunka.jp/
・東京文化会館 リラックス・パフォーマンス ~世代、障害を越えて楽しめるオーケストラ・コンサート~
https://www.t-bunka.jp/stage/4766/
・公開レクチャー&ディスカッション 第1回「ろう者と考える音空間―音楽体験のアクセシビリティ」
https://www.t-bunka.jp/stage/10456/
■ホッチポッチ2021 開催概要
\観 覧 無 料/
日程:2021年10月24日(日)
会場:横浜公園
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ホッチポッチミュージックフェスティバル2021
2021年10月24日(日)@横浜公園
▼公式WEBサイト
https://www.arcship.jp/hotchpotch/
≪新型コロナウイルス感染症対策≫
国の方針、県のガイドライン等を踏まえ、安心してご参加いただけるよう必要な対策を講じます。
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