こんにちは!
みっくすじゅーすのたけるです!🍌
先日『視覚障がいって何?今こそ「ちゃんと」知ろう!』ワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、LIAISONの清野智佳子さんにお越しいただき、前半に視覚障がいに関する講座、後半に路上での誘導体験を行いました。
〈視覚障がいに関する講座〉
視覚障がいとは、単純に目が見えない人のことを指すわけではありません。
私は、 視覚障がい=目が見えない人 と考えていました。
しかしそうではなく、色彩の判別ができない人や、視力を感知する脳と目が繋がっていない人も視覚障がいに当てはまるということを教えていただきました。
視覚障がいの方々にとって、「触る」ということがとても重要な情報になると伺いました。
実際に物に触ることで大きさや形などの特徴を覚え、記憶します。
また、アイマスクを使用して目を隠し、形の似た商品に触れて、指定されたものを当てるということをしました。
普段使用している商品や過去に見たことがある商品でも、目隠しをした状態で商品を当てることは非常に難しかったです。
私の普段の生活のなかで、目をとても頼りにしているということを実感しました😔
他にも、アイマスクをした状態で、誘導者の声だけで狭い通路を通る体験もしました。
壁や机との距離感が分からないので、誘導者の声がないと不安な気持ちになりました。😢
最後に清野さんから、障がいを持っている方々と共に生きていく社会にするためには、当事者抜きで物事を考えたり、決めたりするのではいけないということを教えていただきました。
〈路上での誘導体験〉
最初に、目の不自由な方を誘導する際に大切なこと、注意することを教えていただきました。
▶階段の誘導をする際、まず目の前に階段があること、昇りか降りのどちらなのかを伝える。また、階段の終点付近まで近づいたら、空踏みしないように「あと〇段で終わります」と伝える。
▶誘導する際に相手の右隣に立った場合は、相手の左側を特に注意しながら誘導する
私はこのお話を伺うまで、誘導する方向に障害物がないかを注意すれば良いと思っていました。
しかし、誘導される側が一番頼りにするのは誘導する人の「目」です。周りが見えている私たちが目の不自由な方々の目になります。
▶横断歩道を渡る際や電車の乗り降りなどの歩幅やスピードなどを本人と確認する
▶誘導される側が椅子に座る際、実際にその椅子に触れてもらう
椅子があることを知らせるだけでなく、椅子がどのような形をしているのか、座面の固さや幅などを座る本人が認識できるように、実際に触れてもらうようにすることが良いと教えていただきました。
その後、2人1組となって、お互いに誘導する体験を行いました。
アイマスクをして誘導してもらう際、角度や歩数を用いて具体的に説明を受けながら案内してもらっていたのですが、自分が今どの方向を向いているのか、方向感覚が分からなくなってしまいました。
また、誘導する人と歩く速さが異なるため、自分の歩く速さよりも速いとかなり恐怖を感じました。
反対に自分が誘導する立場になった際、頭の中では考えられていても、実際に案内しようとすると誘導することだけに気を配りすぎてしまい、かえって上手くいかないこともありました。😥
今回の体験を通して、いかに誘導者の目が重要であるか、誘導することの難しさを学ぶことができました。
この記事を通して、一人でも多くの方々に、視覚障がいとは何かを知っていただけたら嬉しいです。
最後に清野さんと一緒にホッチポーズでパシャリ📷
清野さん、貴重なお話や体験をありがとうございました。
視覚障がいを持った方も気軽に来てくださるよう、今回学んだことを当日の対応に活かしていきます。
ぜひ会場に遊びに来てください!
■ホッチポッチ2021 開催概要
\観 覧 無 料/
日程:2021年10月24日(日)
会場:横浜公園
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ホッチポッチミュージックフェスティバル2021
2021年10月24日(日)@横浜公園
▼公式WEBサイト
https://www.arcship.jp/hotchpotch/
≪新型コロナウイルス感染症対策≫
国の方針、県のガイドライン等を踏まえ、安心してご参加いただけるよう必要な対策を講じます。
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