こんにちは、ハルコです◎
今回は先日行ったVR体験会で学んだことのレポートです。
よく最近聞く、D&I (ダイバーシティー&インクルージョン)という言葉
”多種多様な人たちを受け入れ、組み入れる”という意味で広く浸透していると思います。
でも、よく考えてみてください。
「受け入れる」
何様だよって感じがしませんか?
LGBTQであったり、障がいであったり、いわゆるマイノリティーの立場にいる人達よりも
まるで上の立場にいるような言葉ですよね。
日本語って難しい。
”インクルージョン”を”受け入れる”と訳さないのならば
どうすればいいのでしょうか。
このVR体験会では、
・聴覚の感覚過敏(周りの音を聞こえすぎてしまう)
・不注意優勢型のADHD(優先順位をつけられずマルチタスクをしてしまう)
・視野障害(視界が狭小な状況)
驚いたのが、VR体験をした後、何人かの人が
「これ私もだわ」「俺もこうなってる」と言っていたんです!
目に見える違いや心の違いなど
みんなと同じ、一般的と思っていた人でも
自分では気づいてないだけで、
名前がつけられている現象が起きていました。
こういった少数派と言われる症状を持つ方は”日本人の苗字トップ9”
佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、、、、、
の人口の割合と同じで日本全体で8%いるそうです。
8%って意外と…多いですよね。
でも私は、本来であったらもっと割合が高くなると思います。
今回のVR体験で出た結果のように、自分がこの症状に該当すると
認識出来てない人が多いのではないでしょうか。
少数派って、もしかすると少数派では
ないのかもしれない、、、🤔💡
と考えていたところ、VR体験の講師をしていただいた
株式会社シルバーウッドの黒田麻由子さんのお話に
驚きの事実がありました!!
なんと、、、
障がいは”有・無”ではなく”グラデーション”なんだそうです!
まぁ、「十人十色」というように
そもそも同じ人なんかいない。
できること、できないこと
得意なこと、不得意なこと
これはどんな人でもあることで
その凸凹を自然とみんなで埋め合わせているから
社会が成り立っていて、、、
そう考えると、自然と軽度の症状の人を補えているんだから
ちょっと工夫すれば、重度の人たちも補えるようになるかもしれませんね◎
変に自分と違うからと線を引かないで
自分もみんなと違う。
できないもんはできないし、違うもんはしょうがない。
でも、自分ができないことを周りの人に助けてもらっているんだから
自分もできることで貢献する。
経典っぽいんですが、ただそんな気持ちでいることが
大事なのではと思うイベントでした。
●時間:6/18(土)10:30~12:30
●会場:波止場会館5階多目的ホール
●内容:障がい当事者になってみるVR体験会。聴覚過敏、ADHD不注意優勢型障害、視覚障害視野狭窄、視覚障害中心暗点の4種類をご用意!
●協力:(株)シルバーウッド