【レポート】6月18日(土)「できることからやってみようvol.8 〜VR体験会編〜」

「あなたの◯◯受け入れます。」
これって失礼な言葉に当たるの知ってますか?

 

こんにちは、ハルコです◎
今回は先日行ったVR体験会で学んだことのレポートです。

 

よく最近聞く、D&I (ダイバーシティー&インクルージョン)という言葉
”多種多様な人たちを受け入れ、組み入れる”という意味で広く浸透していると思います。

 

でも、よく考えてみてください。
「受け入れる」
何様だよって感じがしませんか?
LGBTQであったり、障がいであったり、いわゆるマイノリティーの立場にいる人達よりも
まるで上の立場にいるような言葉ですよね。

 

日本語って難しい。
”インクルージョン”を”受け入れる”と訳さないのならば
どうすればいいのでしょうか。

 

このVR体験会では、
・聴覚の感覚過敏(周りの音を聞こえすぎてしまう)

・不注意優勢型のADHD(優先順位をつけられずマルチタスクをしてしまう)

・視野障害(視界の中央が見えない状況)

・視野障害(視界が狭小な状況)

 

驚いたのが、VR体験をした後、何人かの人が
「これ私もだわ」「俺もこうなってる」と言っていたんです!

 

目に見える違いや心の違いなど
みんなと同じ、一般的と思っていた人でも
自分では気づいてないだけで、
名前がつけられている現象が起きていました。

 

 

こういった少数派と言われる症状を持つ方は”日本人の苗字トップ9
佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、、、、、
の人口の割合と同じで日本全体で8%いるそうです。

 

8%って意外と…多いですよね。

 

でも私は、本来であったらもっと割合が高くなると思います。
今回のVR体験で出た結果のように、自分がこの症状に該当すると
認識出来てない人が多いのではないでしょうか。

 

 

少数派って、もしかすると少数派では
ないのかもしれない、、、🤔💡

 

と考えていたところ、VR体験の講師をしていただいた
株式会社シルバーウッドの黒田麻由子さんのお話に
驚きの事実がありました!!

 

なんと、、、
障がいは”有・無”ではなく”グラデーションなんだそうです!

まぁ、「十人十色」というように
そもそも同じ人なんかいない。

 

できること、できないこと
得意なこと、不得意なこと
これはどんな人でもあることで
その凸凹を自然とみんなで埋め合わせているから
社会が成り立っていて、、、

 

そう考えると、自然と軽度の症状の人を補えているんだから
ちょっと工夫すれば、重度の人たちも補えるようになるかもしれませんね◎

 

変に自分と違うからと線を引かないで
自分もみんなと違う。
できないもんはできないし、違うもんはしょうがない。
でも、自分ができないことを周りの人に助けてもらっているんだから
自分もできることで貢献する。

 

経典っぽいんですが、ただそんな気持ちでいることが
大事なのではと思うイベントでした。

 

☆イベント詳細☆

●時間:6/18(土)10:30~12:30
●会場:波止場会館5階多目的ホール
●内容:障がい当事者になってみるVR体験会。聴覚過敏、ADHD不注意優勢型障害、視覚障害視野狭窄、視覚障害中心暗点の4種類をご用意!
●協力:(株)シルバーウッド

VR Angle Shift|シルバーウッド

 

2022.07.01

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