オムニバスアルバム「横浜アコギBOX」 制作秘話 【楽曲編 #02 「KAHLUA MAN」 041005】

今回は僕の曲『KAHLUA MAN』の誕生エピソードを語らせてもらえるということで。 

嬉しいです、歌詞カードからは探ることの出来無い核の部分をお話しますね。


まず、『KAHLUA MAN』とはだいたいこんなヤツです。

出身地・・・東北地方のどこか 4年前に上京
現住所・・・東京のぼろアパートに一人暮らし 家賃4.5万円
職業・・・・・ファミレス厨房でバイトのフリーター
身長・・・・・175cm 痩せ型
年齢・・・・・25歳
性別・・・・・男
恋人・・・・・なし
性格・・・・・引っ込み思案
口癖・・・・・
「ムリだと思うよ〜」
友達・・・・・親友と呼べる人はいない
家族・・・・・両親は離婚 姉一人
嗜好・・・・・甘い物好き
趣味・・・・・飲酒 喫煙 レンタルビデオ



まぁその辺にいるパッとしない青年を思い浮かべてもらえれば差し支えないです。
 
でも彼は人知れずある
『夢』を持って上京してきています。それはどんな『夢』なんでしょうか、実は僕にもわからないんです。

彼は誰にも夢の話はしないんです、だって他人に聞かせると、

「はぁ?お前その夢のために何か準備してるの?」

と言われることを知ってるからです。



どうやら傷つくのが怖いみたいです。


でも一つだけ僕にもわかっている事があります、彼の心の奥底に『夢』の火種があるという事です。
煙が出てきました、プスプス・・
チリチリ・・ほら今にも出火しそうです。


引きこもりがちな『KAHLUA MAN』が決意を固め、懸命に夢に向かって挑戦していく姿をイメージして書き上げました。
その後彼がどうなったかは知りません、上手くいくといいですね。

僕が書く歌の基本は『日常』です。 それは絵を描くこととよく似ています。
ありのまま、見たままを、あなたに感じて欲しいです。
(from モスグリーン) 

山根哲彦でした、最後まで読んでくれてありがと。


「KAHLUA MAN歌詞はこちら
【秘蔵写真編:ジャケット撮影】


photo01:歩道に溶け込む僕。







photo02:あまりにも鉄道オタクな僕。


撮影していて思うんですけど、
狙いではないんですけど、山根哲彦の
アーティスト写真は、どうも
横顔と後ろ姿が多いのです。

by
カメラマン M氏より


photo03:路上に溶け込む僕(10/1)


【楽曲編 #01 「産毛」 040917】はこちら
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