2017.1.22(日)おとバン112 紅フラライブレポート

 

今回の「おとバン」、初出演の多い中、トリを取ったのはベテランメンバー揃いの「戸塚(中略)の旅」。

 


高いエンターテインメント性を持って、再び新しいドラマを展開してくれるという。
ファンにはたまらない、知らない人は途方に暮れるステージを、楽曲中心にレポートしたい。

*ライブレポなのに、わざわざこう注釈しなくてはならない点については、実際のステージを観ていただくしかないのだ。

 

「火曜サスペンスのテーマ」で幕開け。

 

「いい日旅立ち」・・・ガリ嬢の百恵以上にしっとり色っぽく艶っぽい歌声。

 

オープニングからいい日旅立ちまでの動画があるのでご覧下さい。

 

 

それにしても、がりはほんと美人だよあ~♡

 

 

「シングルアゲイン」・・・遠くを見つめる瞳、愁いを含んだ瞳。一人生きていく女を感じさせる。 オープニングの小芝居を払拭してくれる。ほんと、あの芝居、必要なのか?

ジンタチバナの渋いベース。

プリンスのギターは泣くね~

ここで、「列車内で密室殺人が…的な芝居」が挿入されるのだが、私の力量では再現し難いので、後ろの席から聞こえてきた初めておとバンを訪れたのであろうお客様の素直なつぶやきを紹介するにとどめたい。

…「なになに、これ。こういうのってありなの?これなんなの?」

「これ、なんか関係あるのか?」

「いや、わかんないけどさ…ありなの?」

 

はい、気を取り直して次っ!

 

パワフルなガリ節全開!「夢見る少女じゃいられない」

ちょっとはにかむところが可愛い♡

病弱なキーボード ゆきさんもバンドに華を添える演奏が良い!

 

ドクターのドラムソロ、かっこいいぞー!

ここで登場は、タイトルにもなっている「執事ミフネ」

なんと80年代ビジュアル系…!…あのステップは、吉川晃司か? 私には舘ひろしに見えるが…その差は微妙だけど。

 

歌うは「モニカ」あ~やっぱり吉川晃司なんだね。

で、驚いたのは、歌がめっちゃうまくなってること。
噂では執事からメインボーカルへの転身を図っていて、真剣に歌の練習をしているとか…

 

感動しながら笑い転げていると、おもむろに始まる「ラヴ・イズ・オーヴァー」
余裕たっぷりにステージの中央に進み出たのは、あのリリー!

そう、つい最近「孫ができた」つまり「おばあちゃんになった」あのリリーだ!
そんな背景を微塵も感じさせない「純」な歌声で歌い上げる。

 

プリンスのギターが、ここでも冴える。

「ふみや~」と客席から声が掛かるも、リリーは表情を変えることなくステージを務めあげた。

おとバンには「持ち時間」というものがあるのだろうけれど、もう誰もそんなことは忘れていた。
すっかり「戸塚(中略)の旅」の世界に、皆が引きずり込まれてしまっていた。

 

だが、何事にも「おわり」があるのだ…

お決まりのエンディングテーマ「聖母たちのララバイ」

ガリちゃん、いいね~聖母感あふれてるね~
せっかく美しく歌い上げたにもかかわらず、また何の脈絡だか、ガリに矢が刺さり終了。

 

最後の救いは、リリーとジンタチバナが、孫ができたことの喜びと、それを祝ってこうしたステージを作ってくれた仲間たちに感謝の言葉をも述べ、それがストレートにみんなの胸に届き、優しく温かい気持ちになれたことだ。

次回は三世代共演か? 期待が募る。

 

 


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