出店者もごちゃまぜにしたい!
福祉団体など、みなさんが普段出会えない出店者に訪問するこの企画。
この記事では、出店団体の取り組みや当日の出店内容についてご紹介します。
こんにちは、ごちゃまぜ推進チームのりこです。
今回は、湘南ひらつか名産品にも認定されたジュースやジャムを製造している農産品加工や
ホンダ車部品組み立て作業などを行なっている【しんわルネッサンス】に訪問しました。
しんわルネッサンスとアークシップは、ホッチポッチで出店をしてくれるヨコハマプロジェクトとの繋がりから、
今回は出店してくれることに。
11月3日(日)、マルシェエリアで出店いたします。
当日は「進和学園」として出店しますが、今回はしんわルネッサンスさん・サンメッセしんわさんの2つに分けてご紹介!
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社会福祉法人進和学園しんわルネッサンス
しんわルネッサンスは、
就労継続支援A型・B型、就労移行支援、就労定着支援に取り組んでいる事業所です。
現在は126人の利用者の方々が作業を行なっており、
「本人中心」を理念に活動を行なっています。
今回はしんわルネッサンスの片山さんにお話をお伺いしました。
しんわルネッサンスでは
車部品組み立て、農産品加工、どんぐりポット苗づくり、地元スーパーや近隣団地での施設外就労、給食等の作業を行なっています。
その中でも特に象徴的な2つの取り組みについて、詳しくご紹介いたします。
ホンダ車部品組み立て作業では、A型の方々がリーダーや管理役を務め、B型や移行の方々が組み立て作業を担当しています。
実際に施設を訪れると業務が細かく分担されており、その配置が一目でわかるようになっていました。
今回ホッチポッチでも販売する農産品加工作業のトマトジュースは、他の製品とは異なる、独自のステップがあります。
湘南エリア中心で採れた神奈川県産のトマトを使用して地産地消を心がけています。
トマトを入荷後は温度管理を徹底したハウス内で“1週間から10日間”ほどねかせた完熟トマトを使用し、
その状態で加工されることによって、旨味がより一層際立っています。
自社オリジナル商品については「湘南とまと工房」というブランド名で販売。
平塚市の名産品やふるさと納税の返礼品にも選ばれており、商品のオンライン販売にも積極的に取り組んでいるそうです。
実際に作業の様子を見せていただきました。
この写真は、ビンにトマトジュースをつめているところです。
利用者さんが5〜6人に対して、職員さんが1人の体制で作業をしているそうです。
多い時には1日1000本以上、ビン詰めをすることも。
これはジャムのビンにシールを貼っていく作業です。
治工具を使い、利用者さんが貼っていきます。
利用者さんが1日に作れる分だけ、作っていくそうです。
工場に隣接しているこの部屋では、利用者さんが作業をしやすいようにする治工具を作っています。
利用さんの声から使いやすいような治工具をつくったり、改造したりしているそうです。
しんわルネッサンスのホームページ、各SNS リンクはこちら
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当日の出店商品–地域と未来をつなぐ、しんわルネッサンス
しんわルネッサンスの片山さんは、
ホッチポッチ当日、取り組んでいる事業について、多くの方に知ってもらいたいとおっしゃっていました。
ジャムは果汁の絞りかすを廃棄せずに、商品化しています。
進和学園は、地元で採れた農産物を無駄なく活用する取り組みを行っており、
その背景には神奈川県農業技術センター協力の下、農家さん(JAさん含む)との農福連携があるそうです。
この連携を通じて農業と福祉の両分野で協力し、地域資源の有効活用と障がい者支援を同時に進めています。
進和学園は、地元農産物を福祉事業に活かすことで、地域に根ざした持続可能な社会づくりに貢献しています。
当日は下記写真のような、ジュースやジャム類の商品が販売されます。
出店内容についてのリンクはこちら
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編集後記
「取り組みを進化させ続ける」
そこがしんわルネッサンスの持続性のある活動に繋がっていると感じます。
またその活動が利用者中心であり、
多方面と結びつきが強いところに感銘を受けました。
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開催概要
■ホッチポッチマーケット&ミュージックフェスティバル2024
日時:2024年11月2日(土)〜3日(日)
場所:横浜 象の鼻パーク
交通:みなとみらい線日本大通り駅徒歩5分
料金:観覧無料
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