こんにちは!12期インターン生のかずまさです!
今回は横浜ラポールの3階にある「聴覚障害者情報提供施設」に訪問に、ラポールの職員の金子真美さんと岡田直樹さんから
聴覚障がいのある方の生活や屋外やイベントでの困り事、また手話通訳者の仕事についてお伺いしました!
皆さん手話通訳者と聞くとどんなお仕事だと思いますか?
ニュースや政見放送で見ますが、普段の生活ではあまり見ないですよね。
手話通訳者はどのようなお仕事をしているのでしょうか?
実は知られてないだけで、手話通訳者が活躍している場面は多いのです、例えば学校の3者面談や病院、市役所でのやり取りや結婚式などがあります、特に重要な手続きの際などは手話通訳が必要とされるようです。
利用者が申し込み
派遣窓口から通訳者に依頼
通訳者が向かう
この流れで派遣されます。
実は横浜市内の通訳者の派遣はラポールでおこなっているようで、ホッチポッチの通訳者も例年ラポールから来ていただいています!
聴覚障がいがある方でも何かお困りごとやお問い合わせがありましたら、本部に在駐の手話通訳者を通してお答えしますので、お気軽に遊びに来てください!
またろう者の生活や困り事についてもお伺いしました。
印象的だったお話は
・ろう者のコミュニケーション方法は手話だけでは無い事
・聞こえる人とのコミュニケーションが難しく孤立しやすい
まず、聴覚障がい=手話で会話という思い込みがあると思います。
実際は手話だけでなく、筆談や口話と呼ばれる、口の形から言葉を読み取る方法や空に指で文字を書く方法などがあります。
金子さんは幼少期に聞こえなくなったそうですが、手話を覚えたのは20歳頃で、それまでは手話以外の方法でコミュニケーションをとっていたようです。
このお話を聞くまでは、ほとんどのろう者が手話でコミュニケーションをしていると思っていたので驚きました。
また、ろう者は耳が聞こえない分、視覚情報に敏感です。
例えば、周囲の人の動きや車の接近に気付けるのは、ろう者ならではの事だそうです。
ろう者は表情や僅かな仕草からも情報を得るので、お話する時はジェスチャーや表情が見えるようにすることが大切なんだそうです!
耳が聞こえないため、顔を合わせて話さないとコミュニケーションが出来ません、仕事をしながらやテレビを見ながら、のような別のことをしながら会話することが出来ないので、
「周りの話についていけない…」
「無視しているように思われてしまう」
このような悩みがあるそうです。
聴覚に限らず障がいのある方の困り事は周りの人の少しの気遣いや思いやりで無くなることが多いと私は感じています、
少しの知識と思いやりでもっとみんなが楽しく過ごせる世の中になる、という思いからこれからも
「ごちゃまぜでハッピー」
「ハードよりハート」の精神で活動しています!
ラポールの皆さん、金子さん、岡田さんありがとうございました!
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\観 覧 無 料/
ホッチポッチマーケット&ミュージックフェスティバル2023
日程:2023年11月3,4日(金祝・土)
会場:象の鼻パーク
▼公式WEBサイト
https://www.arcship.jp/hotchpotch/
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