【教えて!ごちゃまぜ活動】「共遊楽器」を開発する金箱先生が考える 「音楽を楽しむこと」とは?

「共有楽器を開発する金箱先生が考える 音楽を楽しむこと」との説明書きあり。

こんにちは!

インターン11期のたつやです🌸

 

先日金箱淳一先生にインタビューさせていただきました!

 

金箱先生は神戸芸術工科大学の准教授です。

最近では、東京2020パラリンピック閉会式の演出協力もされています✨

 

誰でもカンタンに音楽を楽しめる楽器、「共遊楽器」を開発する研究をされている金箱先生に、

ホッチポッチの目標でもある、「性別、国籍、障がいを問わず誰でも音楽を楽しむ」ためのヒントを得たいと思い、

今回お話を聞かせてもらいました。

 


 

金箱先生は、大学は情報系の分野である感性情報学をご専門に学ばれた後、

おもちゃ会社での開発を行い、紆余曲折経た後に今の職業に至っています。

 

おもちゃ会社で障害者と健常者がともに遊べる”共遊玩具”を開発した経験が、

今の仕事に大きな影響を与えているそう。

 

ぼくがお話を聞いていて印象に残ったのは、

「新しい音楽の楽しみ方を見つけたい」

と何回もお話されていたことです。

 

ぼくは音楽が大好きで、

CDだったり、ラジオだったり、スマホだったり、

いろんな媒体から音楽を耳から楽しんでいます。

 

でも金箱先生がおっしゃっている

”新しい音楽の楽しみ方”とは、そういうことではありません。

 


 

例えば、

ヘレンケラーは6さいの時に熱をだしてろうになりました。

 

しかし、彼女は人が話す言葉がわかり、

ラジオの音楽を楽しむことができたそうです。

 

彼女は”触覚”によって音を感じていました。

 

また、

イギリス出身のパーカッショニスト、エヴェリン・グレニーも

幼いころに聴覚障がいを起こし、ほとんど耳が聞こえなくなってしまったそうですが、

音を体で感じて演奏しています。

 

このように、音を耳で”聞く”のではなく、触覚で感じること、

 

もう少し抽象的に言い換えると、ある感覚の機能を別の感覚の機能で代行することを、専門用語で”感覚代行”というそうです。

 

(難しい話はここまでにします!笑)

 


 

”音楽はみんながみんなの受け取り方で楽しみたい!”

 

聞こえる人が今までどおり耳で音を楽しむのももちろんオッケー。

 

でも、音がわからない人も

別のアプローチで音楽を楽しめるのなら、

より多くの人がハッピーになれますよね✌

 

”新しい音楽の楽しみ方を見つけたい”

その好奇心にしたがって金箱さんは「共遊楽器」を制作されているそうです✨

 

“当事者の方に寄り添いすぎず、自然と巻き込んで、

一緒に作っていける関係性にしていきたい。”

 

新しいものをつくるパワーであふれたエネルギッシュな先生のお話には、

ホッチポッチにも参考になる部分がたくさんありました。

 


 

最後にホッチポーズ🤟🏻

みんなでホッチポーズ

 

金箱先生ありがとうございました!

 


 

金箱先生も新しい音楽の楽しみ方を研究されていますが、

 

僕たちもそれに負けないくらいのアツい思いで

より多くの方に音楽を楽しんでもらうための準備を行っています。

 

取り組みは「真のごちゃまぜを目指して」のページに書いてあるので、読んでもらえると嬉しいです。

 

当日皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!


■ホッチポッチ2022 開催概要

\観 覧 無 料/
日程:2022年10月23日(日)
会場:横浜公園

 

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ホッチポッチミュージックフェスティバル2022
2022年10月23日(日)@横浜公園
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UPDATE:2022.10.20
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