【出演者訪問:真言聲明】

こんにちは!インターン生の福嶋です。

 

先日、港町魚市場跡地会場に出演していただく真言聲明山崎正教さんの住職している龍福寺を訪問してきました。龍福寺は横浜市の都筑区に場所を構えています。

 

 

聲明とは、仏典に節をつけた仏教音楽のひとつです。
中でも、御詠歌と呼ばれるものは、リズムがあり、楽譜に似た独自の譜面があることから日本最古の音楽ともいわれています。
←御詠歌で使われる譜面。 直線がのばす音らしいです。

 

龍福寺は、400年以上前から続く由緒ある真言宗豊山派のお寺で、山崎さんは22代目になります。
山崎さんはとても優しく、こちらの質問などにもすべて丁寧に応えていただき、まさに菩薩のような方でした。
それでいて、ユーモアもあり、時折冗談をはさみながらお話を聞かせていただきました。
(モノマネ劇場キサラに足を運ぶほどモノマネが大好きらしいです)

 

お寺は基本的に開放しており、たまに写経と御詠歌の体験も行っています。
お寺に興味のある方はぜひ気軽に訪れてはいかがでしょう。

 

ここで、お坊さんになる経緯をうかがいました。
山崎さんの家は元々お寺ではなく、一般の家庭で育ちました。
さらに、実家の工場を継ぐため、工学系の大学で学びを深めていました。(ここまでお坊さんと真逆の人生です!)

 

しかし、転機が訪れます。
学生時代、病院で当直のアルバイトをしていた山崎さん。
そこで患者の人と関わり、この人たちの役にたてないかと悩みます。
その後、お知り合いの方に、お坊さんにならないかと勧められ、
当時、大学院で研究をしていたにも関わらず、方向を180度変え、仏教の道に進みます。

 

 

お話がひと段落したあと、お堂の方に案内され、聲明で使う道具や仏壇を拝見させていただきました。

セブンスターズ友里が木魚などの道具を直接使って体験しました!

 

聲明で使われるほとんどの道具は音を出す上で、振動が大きく絡んでくるため、
音はきこえないけれど、振動なら感じ取れるといった方々も楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 

 

山崎さん曰く、人とのつながりを大切にしていればお金は必要ないと仰っていました。
その言葉の通り、お寺にある物のほとんどが日々お寺にお世話になっている方々の寄贈で賄われています。

 

人とのつながりについて深まった、あたたかい出演者訪問でした。
真言聲明の皆さんは、
10月14日(日) 15:30~15:55 港町魚市場跡地会場にてパフォーマンス予定です!
ぜひご覧ください!
なお、港町魚市場跡地会場では、出演者ごとに山下会のみなさんとコラボして
手話うたのワークショップも行うのでそちらもお楽しみに!

*********************************************

【ホッチポッチミュージックフェスティバル】

日時;2018年 10月14日(日) 11:30~17:00

会場;日本大通り会場、関内駅南口会場、港町魚市場会場、横浜公園噴水広場会場、

横浜公園ブラントン像前会場、MMテラス会場

http://www.arcship.jp/nihon-street/

*********************************************

PAGE TOP