【協働団体訪問:横浜移動サービス】

こんにちは、インターン生の齋藤です!!

ホッチポッチでワークショップを展開してくださる協働団体、横浜移動サービス協議会を訪問しました!

昨日は、「ガイドボランティア養成研修会」がトヨタハートフルプラザ横浜で開催されるということで、

長谷川代表、関内駅南口会場スタッフ2名、インターン生2名で参加してきました!

 

研修会は、移動介助の基礎知識をはじめとする講義、そして介助のレクチャーを受けたのち、車いす・白杖の体験学習という流れ。

まずは、横浜移動サービス協議会の岡村理事長による講義。

この日は、横浜移動サービスに所属されている障がい者の方も3名来てくださり、実体験を踏まえた貴重なお話をしてくださいました。

 

例えば、買い物に出かけた際、買い物をしている当事者は自分なのに、店員はヘルパーさんに声を掛けるだけで自分には話しかけてくれない。

バスや電車に乗る際に、どうしてもスロープの出し入れに時間がかかってしまうため、いやな顔をされる。

車いすでは階段の上り下りが難しいためエレベーターを使いたいが、譲ってくれる人が少なく、いつまでたっても乗れない。

声のかけ方が分からない、車いすのサポートの仕方が分からないという人も多いと思います。

実践するための方法を知ることができたのは、とても貴重な機会でした。

 

そして車いすを使っている人が困っていることは、私たちが思っている以上に多く、普段生活しているだけでは気づかないことがあるのも事実です。

そのため、車いす・白杖の体験はとても有意義なものでした。

 

車いすの開閉の仕方、車いすでのスロープの降り方、段差の登り方のほか、目の不自由な方の補助の仕方を教えて頂きました。

白杖を使っている人の補助は、基本自分が先を歩く形をとること、

狭い場所を通るときは手を後ろに回して、自分の真後ろをついてきてもらうことなど知らないルールが多くありました。

 

視覚に障がいのある方はそのルールを知っているので、もし知らない人から補助を受けた場合、不安や難しさを感じてしまうかもしれません。

最低限のルールは知っておく必要があると感じました。

その後、屋外での実習を通して、車いすの人が自力で重い扉を開けることがどれだけ大変なのか、車の利便のために歩道に設けられたスロープが車いすにとっていかに走行を困難にするか、目の見えない人にとって数センチの段差がこんなにも怖いものなのか、体験して始めて分かりました。

「何かお手伝いしましょうか。」の一言がどれほど安心をもたらすのか身をもって体験できました!

 

バリアフリーが進んでいる社会といえども、まだまだ障がいのある人が不安・不便なく外出できるような社会には程遠いです。

障がい者用のトイレや駐車場の有無、エレベーターの圧倒的少なさ、問題はたくさんありますが、

一番状況を変えられるのは多くの助けの手が差し伸べられること。

 

障がいのことを理解しようというイベントは数多く開催されていますが、実際に参加してことがある人は少ないと思います。

重要なのは「体験」することなのだとひしひしと感じました。

ホッチポッチのワークショップを機会に、若い世代の人たちをはじめ多くの人に体験して欲しいです。

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