【レポート】定禅寺ジャズストリートフェスティバル

こんにちは。スタッフのりょうです。

今回は、9月9日(日)に訪れた、定禅寺ジャズストリートフェスティバルについてレポートします!

定禅寺ジャズとは…
宮城県仙台市内、けやき並木が美しい定禅寺通りを中心に行われる、
ジャズを中心としたあらゆるジャンルの音楽が集まる音楽祭。

今年で22回目の開催となり、9月8日(土)、9日(日)の2日間で、760以上のバンドが参加。観客数は、なんと84万人!
サマーソニックやロックインジャパンなど、大規模な夏フェスでも動員数は15万人~20万人なのでその規模は圧倒的!!
日本最大の音楽祭なのです。

この日は、仙台駅の構内、ビルの入り口、商店街、公園、広場など街中のあらゆる場所、合計48のステージで演奏が行われ、
杜の都仙台が、音楽の都に変わる日なのです。

 

 

 

なんといっても、街にいる人みんなプログラムを見ているから驚きです。

プログラムは、会場全体図を記載しているのはもちろんのこと、ステージ別の主な演奏ジャンルが書かれていて親切。
好きなジャンル中心に、各ステージをめぐったりするなど、プログラムを見ながら自分なりのオリジナルタイムスケジュールを
組み立てることができるので、見ていてとっても楽しめます。

 

ということで、自分も聴きたいアーティストにめぼしをつけ、メイン会場の開演に向けて出発!
定禅寺ジャズは2年前にも来ているのですが、まず驚いたのは、圧倒的に出店の数が増えている!

 

さらには、自動車の展示まで!!
震災後2回目の開催。杜の都仙台の音楽祭はとてつもない規模に進化していました。

メイン会場に到着。1分間のAの音とともに、定禅寺ジャズ、開演です。

 

メイン会場側の公園。ここは地元のライブハウスがステージ運営をしていました。
そのせいか、ジャズに限らず、ポップス、ロック、カントリーなど様々なジャンルのアーティストが出演。加えて、メインステージ含め、8ステージが50m以内に集結しています。
音は重なりまくっているのですが、それがかえって良い!
歩いていてまったく音が途切れず、しかもジャンルも違う!耳の傾く方向に足が進みます。

 

公園の中には、高校生のチャレンジステージもあり、大盛り上がり。

 

公園を後にして、商店街へ。
こちらでもステージが多数あり、大盛り上がり。

 

商店街ステージは、アーティストと観客の距離が近く、アットホームな雰囲気を感じました。

 

商店街でも、歩いていて音が途切れることがなく、ちょっと進むだけでまた別のステージが見えてきます。歩いているだけでもとっても楽しい。

 

時にはなんと上からアカペラのハーモニーが降ってきます。

アーケード商店街を活かした見事なステージ演出です。

 

ステージに加えて、地元の物産市も開催されていました。

 

 

 

ここで駅方面に足を歩めます。
駅前のペデストリアンデッキ上にももちろんステージがあります。

 

駅の中に入るとなんと改札上がステージ!

 

さて、今度は仙台駅の反対側に足を進めます。
こちらは、今までとは違った雰囲気になります。

メインステージのある出口と異なり、こちらはステージ間に距離があるので、
じっくりステージを楽しむことができます。

 

公園にもステージがあります。
十分にステージ間にゆとりを設けて、広々とした公園を活かしています。
公園でのんびりしながら、気が向いたら音楽を楽しむ、というゆったりとした音楽の楽しみ方ができます。

最後の占めは定禅寺通りへ。
祭りの冠を背負っているだけあって、ここが一番の人だかりです。
ステージが見えない(涙)

 

ケヤキに包まれた素敵な雰囲気で、至極のジャズの演奏が流れます。
普段ジャズを聴かない人でも、きっとジャズが好きになる。
そんな雰囲気が出ています。


※いい写真が取れなかったので2年前の写真をどうぞ

と、以上が定禅寺の様子です。
2年前に訪れたときにも感じたことですが、ステージの距離が近くて音が途切れないってのはすばらしいです。
街を歩いて必ずどこからか音楽が聴こえてくるし、ちょっと歩けば違った演奏を楽しめます!

音が重なりあっていても、ステージの前にいれば、しっかりと演奏を聴くことができるので、じっくりひとつのステージを楽しむこともできます。

 

開催場所は仙台の中心街なので、ショッピングはもちろん、観光、出店に物産市と、様々な楽しみ方ができます。
この日は、いつもの楽しみに加えて、500近いアーティストが演奏する音楽が絶え間なく流れ続ける日。

まさに、街に音楽が溢れています。

 

普段は音楽を聴かない人でも、流れてくる音楽の方向に向けて様々な演奏を聴くことができます。
音楽好きの人は、プログラムを参考に自分だけのオリジナルタイムテーブルを組んで楽しむことができる。
バンドをやっている人は、これだけのステージを見ると、出演したくなります。

 

アークシップの一員としては、やっぱりアークシップのイベントもこれだけのものにしたいですよね!!

こんな大規模な音楽祭ですが、出演しているアーティストはみんなアマチュアバンドですし、
各ステージを運営している人は、アークシップと同じくみんなボランティア。
出演者受付や司会進行ももちろんボランティアの彼らが行っています。

 

 

 

昔仙台に住んでいた友人に訊けば、定禅寺も初めは小さな地元のお祭りだったそうです。
それが、主催者側でのステージ演出や集客など数多くの工夫、出演者や地元その他の協力とともに
長年継続してきて、22年目で84万人を集める東北有数のお祭りに成長。

定禅寺同様、アマチュアバンドが出演し、ボランティアが運営する、アークシップのイベントも、ずっと続けていって、定禅寺に負けない姿に成長させたいですね。
そのために、一ボランティアスタッフとしてこれからも頑張っていきます!!


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