人を、街を、音楽でつなぐ市民団体 NPO法人ARCSHIP 【私的音楽評】 NO,250「Over Drive:JUDY AND MARY 」担当:長谷川

【私的音楽評】 NO,250「Over Drive:JUDY AND MARY 」担当:長谷川

overdrive

 

世界中のミュージシャンが使う楽器や機材のシェアは実は日本製がかなり大きい。
アコギの世界ではヤイリギターやタカミネ、キーボードではKORGなどなど日本の技術力と
細やかさが世界のミュージシャンに愛されている。

 

ギターリストの立場で言えばやはりエフェクターの「BOSS」だろう。

 

 

BOSSの記念すべきエフェクター第1号は、1977年に発売されたオーバードライブ「OD-1」
ギターリストなら高校生からオトナまでのこのエフェクターを知らない人はいないという
位有名である。

OD-1

 

 

「オーバードライブ」という言葉の意味は「機械などを酷使すること」で、わざとギターの音を
過大入力させることで、歪(ひず)んだロックっぽくなるサウンドになるわけ。

 

 

ギターリストがまず最初にエフェクターはこのオーバードライブなのです。
ちなみに高校生が最初に買うエフェクターはBOSSのSD-1が多かったかな。

 

20代の頃に入っていた横浜のスタジオペンタには、ロビーに中古エフェクターが置いてあるコーナーがあった。¥5,000〜¥7,000くらいの相場が多いその棚に¥20,000の値札がはってある。やけに高いなとその商品を見てみるとなんとOD-1だった。

 

当時の横浜にある楽器店といえば狭い雑居ビルに入っていたイシバシ楽器しかない時代。
エフェクターに限らず珍しい機材は御茶ノ水に行かなければまず手に入らない。
当然インターネットなんてないから、情報は音楽雑誌に掲載されている楽器店の広告のみだった。

 

OD-1が横浜のスタジオに売ってる・・・

バンドマンはそろって貧乏だが、機材だけは次々へと買ってしまう。

 

 

「1週間カップラーメンで過ごせば買えるな」

 

極端なことをすることもバンドマンには必要とその場で購入した。

 

傷だらけのコンパクトエフェクター。
それを持っているだけで上手くなった気がした。

 

結果、余り歪まないし音やせもするので、当時の自分のバンドには
合わずあまり使わないというオチだったのだが、40代になりそろそろ
「OD-1とアンプのみ」というシンプルなセッティングでギターを弾ける
オトナになりたいと思う今日この頃である。

 

曲はギターのエフェクターとは全く関係ないが、オーバードライブで思いついたJUDY AND MARYの曲。疾走感があって良い曲だな〜〜

 

▼JUDY AND MARY「OVER DRIVE」
https://www.youtube.com/watch?v=Q57Rjjn1bFQ


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